ジブリの“大じゃない”博覧会が愛知県限定で、7月22日から9月3日まで開催中!
名古屋の街中では、ジブリの“大じゃない”博覧会のポスターを見かけるようになりました。お子様が夏休みになるこれからに、オススメのイベントです。
今回は愛知県限定で開催されるジブリの“大じゃない”博覧会について、実際に“大じゃない”博覧会に行った私が、混雑状況や展示内容の詳細などを紹介します。
ジブリの“大じゃない”博覧会の混雑状況
ジブリの“大じゃない”博覧会は、新型コロナウイルス対策の一貫で3密を避けるため、日時指定チケットが導入されており、その効果もあって混雑はしていません。
ジブリの“大じゃない”博覧会は日時指定制
ジブリの”大じゃない”博覧会の日時指定の時間枠は、入場時間が30分ごとに区切られています。
そのため土日となると同じ30分枠のチケットを持つ人の列が、指定時間15分前ぐらいから、入り口前にできる状態!
指定時間枠の一番最初に展示エリアに入りたければ、15分ぐらい前から並ぶ必要があります。
しかしそうでなければ指定時間前から並ぶ必要はなく、指定時間ちょうどに会場入り口で問題ありません。
ジブリの“大じゃない”博覧会の割引券はある?
ジブリの“大じゃない”博覧会は、ローソンチケットでのみ購入することができます。当日でも空きがあればローソンに立ち寄って購入することはできます。
窓口販売がなく、ローソンチケットのみの購入方法ということがあり、チケットをお得に買う割引券やクーポンなどはないようです。
ローソンチケットはオンラインで完結はせず、オンライン上で支払までは完了できますが、お近くのローソンでチケットを引き換える必要があります。
忘れずにチケットを引き換えた上で、会場へ行きましょう!
ジブリの“大じゃない”博覧会の入場の流れ
一人一人の距離が保たれるように、展示エリアへは15名ずつの入場となります。
同じ時間帯のチケットを購入できるのは、70名前後。そのため、会場入り口から展示エリアまでは待ち列エリアとなり、15名ずつ入場するまで待つことになります。
ジブリの“大じゃない”博覧会のチケットに名前と連絡先を記入
会場入り口前に、チケットに名前と連絡先を記入するための机とペンが複数設置されていますので、1人1枚ずつしっかりと記入しましょう。
チケットは展示エリア入り口前にて全て回収されます。半券が戻ることもないため、連絡先の記入はチケットの表面のどこでも構いません。
ジブリの”大じゃない”博覧会は展示エリア入場まで約15分
指定時間ぴったりに会場内への入場が開始!入り口入ってすぐにサーモグラフィによる検温で体温がチェックされます。
検温後は、待ち列エリアで展示エリアへの入場を並びながら待ちます。地面には黄色の三角印が付けられており、一人一人の距離がしっかりと保たれます。
ご家族など複数のグループであっても、一人ずつ黄色の三角印に立つようにしましょう!
待ち列エリアの出口に、アルコール消毒液が置かれており、しっかりと手指を消毒。係員の方の誘導で、展示エリアの入り口前へ。
展示エリア前の黄色の三角印に15名が揃うと、係員の方が観覧上の注意事項を説明。併せて名前と連絡先を記入したチケットが回収されます。
チケットの回収と同時に、“大じゃない”博覧会の注意事項が書かれた両面のチラシが配られます。
そのチラシの下部に、第2展示室に入場する際のスタンプ押印欄があります。ここでもらったチラシは、最後まで無くさないよう、手元に持った上で鑑賞しましょう。
そしてようやく展示エリアに入場です。指定時間ぴったりに私が会場入り口で並んだ位置で、会場入り口から展示エリア入場までにかかった時間は、約15分!
徹底した新型コロナウイルス対策の実施ゆえ日時指定チケットとはいえ、すぐには展示エリアへ入場できませんので、余裕を持ってお出かけくださいね。
ジブリの“大じゃない”博覧会の観覧ポイント
ジブリの“大じゃない”博覧会はアフターコロナでの初企画展!3密回避対策が、徹底されています。
展示方法の工夫と、1度に入場できる人数が15名前後に絞られているため、展示エリア内ではしっかりと距離が保たれ、混雑感はありません。
しかし次から次へと15名ずつ入場してくるため、1つの展示物をゆっくりじっくり見ることは難しいです。流れのままに展示物を観覧しましょう!
ジブリの“大じゃない”博覧会はほぼ全部撮影可能
ジブリの“大じゃない”博覧会の最大の観覧ポイントが、展示のほぼ全部を写真に撮ることができるという点です。
撮影可能な展示物には「撮影OK」のマークがあります。人との距離感が保たれているため、人が入らない写真を撮ることも可能!
じっくりと見ることは難しくとも撮影可能なので、おうちでもゆっくりと展示物を見返すことができて嬉しいですね。
観覧ポイント① ジブリの世界への導入!宮崎駿監督直筆の児童文学紹介文の展示
展示エリアは第1と第2の2つに分かれています。第1展示エリアと第2展示エリアを行き来することはできません。
基本は一方通行で観覧することになりますので、ご注意ください。
まず第1展示エリアの入り口には、“大じゃない”博覧会のトレードマークである湯婆婆のマスク姿の巨大ポスターが!
その隣には「ジブリの世界へようこそ!」と言わんばかりに、名作「耳をすませば」の人気キャラクターのバロンがお出迎え。ジブリの世界にいざなってくれます。
最初の展示は、宮崎駿監督が選定した児童文学の表紙と、宮崎駿監督直筆の紹介文です。
児童文学は三銃士や孫悟空、くまのプーさんなど有名作品ばかり。それらの作品に、宮崎駿監督の率直な感想が紹介文として書かれています。
紹介文を書いた台紙は、崖の上のポニョや借りぐらしのアリエッティと書かれたメモ帳というのが、ジブリらしくて味があります。
思わず笑ってしまうような紹介文も多いので、宮崎駿監督が作り出すジブリの世界観に引き込まれますよ!
観覧ポイント②ジブリの新作!アーヤと魔女の展示
2020年冬公開予定のジブリの新作「アーヤと魔女」の展示が、今回の博覧会で初公開!
「アーヤと魔女」は宮崎吾朗監督の作品で、ジブリとしては初の3DCG作品となり、期待が膨らみます。
シーンを切り取ったパネル展示だけでなく、キャラクターが人形で展示されているので、写真スポットにもなっています。
観覧ポイント③写真映え!ジブリの名シーン再現エリア
「アーヤと魔女」エリアの次に広がるのが、ジブリを代表する作品の名シーン再現エリアです。
「となりのトトロ」から大きなねこバスとバス停のトトロ
まずどーんと展示されているのが、三鷹の森ジブリ美術館からやってきた大きなねこバス!
ねこバスの中に入ることはできませんが、ねこバスをバックに写真撮影が可能です。
ねこバスの中のフカフカ具合は見ることができますので、乗り心地を想像すると楽しいですね。
そしてさらに、七国山行のねこバスを稲荷前バス停で待つ大きなトトロが!
トトロの手にはどんぐりのお土産も。フカフカ生地のトトロは、リアルですよ。もちろんトトロとも撮影可能です。
ナウシカにラピュタに紅の豚!“空”がテーマの名作シーン三昧
続いて広々とした展示スペースへ。頭上には「風の谷のナウシカ」のナウシカが、空を飛んでいます。
その向かいでは「天空の城ラピュタ」のシータが空から降りてきて、その隣では「紅の豚」のポルコロッソが自慢の赤い飛行艇で今にも飛び立ちそう!
さらに「ハウルの動く城」の城が実際に前後に動いており、お城の動き方をリアルに観ることができます。
また「魔女の宅急便」の名シーンで、トンボの空飛ぶ自転車の上をホウキにまたがったキキがふんわり飛んでいる場面も再現。遠近法が使われ、実際にキキが動いているように錯覚します。
“空”に関係するジブリの作品の展示が続き、全て撮影可能!そのリアルさにシャッターが止まりませんね。
ここまでが第1展示エリアです。第1展示エリアから第2展示エリアへは、数十秒の距離で、誘導マークに従って移動します。
第1展示エリアを出ると再入場はできません。心残りがないよう、しっかりと作品を見てくださいね。
観覧ポイント④驚愕!巨大な湯婆婆と銭婆婆のおみくじ
第2展示エリアの入り口でアルコール消毒と、第1展示エリアで配られたチラシに、入場証明のスタンプを押していただきます。
そしていざ第2展示エリアへ。第2エリアのメインは「千と千尋の神隠し」!
まず現実の世界と神隠しの幻想の世界の分岐点となる石像が。そこを抜けると天井いっぱいに赤い提灯が展示され、湯屋へ繋がる飲食街が再現されています。
千尋のお母さんとお父さんが食べ過ぎた鶏肉も再現されており、まるで豚になってしまいそう。
続いて床から天井へと繋がる巨大な湯屋の壁画!千尋が見上げている様が描かれており、絶好の写真スポット。そして湯屋の中に入ると、どーんと巨大な銭婆婆が待ち受けます。
笑顔の銭婆婆の背面に、怒り心頭の湯婆婆が!インパクト抜群の銭婆婆と湯婆婆は、おみくじになっています。
係員の方が持つパネルに書かれた数字と平仮名から好きなものを選びます。感染防止対策で自分ではなく、係員の方がおみくじを引き、出た番号の棚からおみくじをもらうという仕組みです。
もちろん無料!銭婆婆が全体運、湯婆婆が恋愛運となっており、おみくじには大きく鈴木プロデューサーによる“ためになる言葉”が書かれています。記念になりますね!
千と千尋の神隠しのエリアを超えると、三鷹の森ジブリ美術館の風景を切り取った写真展コーナーとなります。
観覧ポイント⑤2年後が待ちきれない!ジブリパークのイメージ図と模型
そしてジブリの“大じゃない”博覧会の目玉!2年後にオープン予定の長久手市にできるジブリパークコーナーへ。
2020年7月28日にジブリパークの起工式が行われ、その流れでジブリパークの総合プロデューサーを務める宮崎吾朗監督が、ジブリの“大じゃない”博覧会も訪れました。
その際に宮崎吾朗監督がサインしたパネルは必見です。
ジブリパークコーナーは、初出しとなる建築模型を囲むように、壁にぐるりとジブリパークのイメージ画が展示されています。
ジブリパークは基本的に「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」の5つのエリアで構成される予定です。
ジブリパークの5つのエリアの詳細なイメージ画とあり、展示を見ていると早くジブリパークに行きたくなり、2年後が待ちきれませんね。
ジブリパークコーナーは全て写真撮影不可となりますので、目に焼き付けましょう!
ジブリの“大じゃない”博覧会の所要時間
第1展示エリアと第2展示エリアを併せ、写真も多く撮った上での観覧時間は約1時間でした。
ジブリの“大じゃない”博覧会の全体の所要時間は、第1展示エリアに入る前の待ち時間と合わせると約1時間半となります。
新型コロナウイルス対策として主催者側としても、1時間程度の観覧を呼びかけていますので、ちょうどよい展示物の量ですね。
ジブリの“大じゃない”博覧会はアクセス良好
ジブリの“大じゃない”博覧会の開催場所である愛知県芸術文化センターは、アクセス良好!最寄り駅から徒歩5分圏内と電車でのアクセスが大変便利です。
もちろん駐車場もあり、周辺にはコインパーキングが多いので、車によるアクセスも可能です。
- 開催期間:2020年7月22日〜9月3日 計38日間
- 開催時間:10時から18時 ※入場は閉場30分前まで(金曜日は20時まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- 開催場所:愛知県美術館ギャラリーA・B・H・I
- 会場住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知県芸術文化センター8階
- 問合せ先電話:050-5542-8600
- アクセス:名古屋市営地下鉄東山線・名城線「栄」駅から徒歩約3分、または名古屋鉄道瀬戸線「栄町」駅から徒歩約2分
ジブリの“大じゃない”博覧会は駐車場もあり
ジブリの“大じゃない”博覧会を開催している愛知芸術文化センターは、地下3階から地下5階は駐車場です。
愛知芸術文化センターの周辺には、コインパーキングも多いです。車によるアクセスも可能ですね。
- 駐車場:愛知県芸術文化センター地下3階から地下5階
- 駐車場料金:30分毎に300円(税込)/平日は10時から18時までの出庫で最大料金1,200円打ち切り。2時間以上の駐車でお得!
愛知県限定開催!ジブリの“大じゃない”博覧会のまとめ
新型コロナウイルスの影響が拡大し、気分が落ち込むことも多いこの頃ですが、対策が徹底されているジブリの“大じゃない”博覧会はそんな時こそオススメ!
約1時間で観覧できる展示物の量ですが、ジブリの世界観が詰め込まれた展示内容に、満足感いっぱいになること間違いなしです。
ジブリ好きはもちろん、ジブリ作品がてんこ盛りですので、ジブリをあまり知らない方でも楽しめます。
マスクはしっかりと着用の上、ぜひジブリの“大じゃない”博覧会にお出かけください。
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